「急に止まるんで、何があったかなって思ったら、呼び止められたんであいさつされてたんですよ。ホントにファンを大事にする人たちですよね。ああいう人たちは長く続きますよ。いろんなバンドを見てきた僕がそう思うので間違いないです。」
私のサインが終わった時、ヒョヌさんがステージの前方に出てきてて、
(私のやつを書き終えて、ギュホさんが書いてる時にはすでに前にいたらしい)
ステージから降りようと思ったら、ヒョヌさんが韓国語でバーッとしゃべりだしたもんだから、
私とゆんさんが、ステージの端っこに取り残された状態で(苦笑)
さらにいうと、韓国勢のファンの方が、ヒョヌさんの一挙手一投足を動画に取っていたらしく、やたら私の後ろ姿が映ってる(;´・ω・)
…あんまりいい気分ではないなぁ(苦笑)
そんなこんなでサイン会も無事に終わって。
あまりの緊張やらなんやらの気分で、胃がおかしい状態。
前日に胃薬を飲めなかったのことが、ここにきてかなりつらい。
ゆんさんとプリンスホテルの屋台へ。
そこで豚汁ライスセットを食べる。
温かい汁ものが、今の自分には精一杯の状態。ははは、私も肝っ玉小さい人だよw
そのあとゆんさんとGREEN STAGEへ。
JETを見る予定だったんだけど、なんだか少しイヤな予感がして。
さらに温かいお茶を持っておこうと、給茶スポットへ行くためにゆんさんと別れる。
WHITE STAGEへ行く道の方で数曲JETを聴いて移動。
お茶を補給した後、WHITE STAGEへ行くと、スタッフさんが声をあげている。
「ただいまこちら入場規制をしておりますー」
え!?と思ったら、WHITE STAGEからFieldOfHeavenへ向かうBoardWalkが閉鎖されている。
どうもLOVE PSYCHEDELICOのステージが入場規制とのこと。
距離の観点からデリコを見るのは諦めていたので、WHITE STAGEのレキシをみることに。
でもWHITE STAGEも人が結構いっぱいで。
しばらくしてると、ステージ上のモニターに入場規制の文字。
…まじか(・_・;)
やっぱ人気なんやなあ。。。と思いつつ。
久しぶりにレキシのステージを堪能させていただきましたよっ!
セットリスト
KMTR645
KATOKU
SHIKIBU
狩りから稲作へ
きらきら武士
SEが流れて御館様(池ちゃん)登場。
その手にはイルカのバルーンが。
「フジロック!イルカ入れるよ!!キュキュキュやるよ!」
と、『KMTR645』の投下と共に、イルカのバルーンが数匹投下w
「山に還してあげて!」
どこ持っていくねんwww
バルーンは曲中真ん中でぼよぼよ飛びまくっていたけれど、なぜか後半になると、ステージ左側に全イルカが寄るという事態にw
「なんでそんなイルカかたまっとんねん!!!」
知るかい、そんなんwwwww
『KATOKU』では、動きもサウンドもキレキレで。
あまりのキレキレさに、曲の終盤に池ちゃんのサングラスが吹っ飛ぶハプニング発生www
「びっくりしたぁ。サングラス吹っ飛んだの初めてやわw」
装着しなおして、改めて自己紹介。
「どうもー!ケビン・コスナーですー!いぇー、…ケビン?そっちもケビン?ケビン?…ってなんでやねん!」
相変わらずキレのあるMCw
「いぇーじゃねぇわ。違うやろ!そんなんでいぇーていうて、アーティスト甘やかすからあかんねん。」
でも止まらない、”いぇー!”w
さらにここで、サングラスを上げて、
「こんにちは、サンダーキャットです。」
と、目の下に腕をあてて、サンダーキャットのジャケット写真のモノマネを。
これには会場大爆笑w
それもそのはず、サンダーキャットは同じ日のアクトでしたのでw
「これ、フジロック限定のモノマネやで。今日の朝気づいたw」
そこでネタ仕込むか?w
さらに池ちゃんは、ここでフジロックにまつわるお話を。
「5年前に、フジロックに出させてほしいってお願いしたんですよ。そしたら『コミカルすぎる』って断られてしまったんです。…やっと出れました。でもね…わかりますか?…レキシを出すということは、フジロックがコミカルになったということなんですよ!」
敷居をさげたってこと?www
さらに、レキシといえば稲穂。というわけで稲穂の話題。
「フジロックではね、物販で稲穂売っちゃダメなんだって。それなのに…稲穂持ってるおかしな人たちがこんなに!もうやめて!」
ええやんか、それはそれでwwww
すると、後ろのほうの人たちが動いていたらしく、
「後ろの方はYUKIちゃんに行く方たちですね。さよなら!レキシの思い出は稲穂だけになるよw」
なんでやねんw
って思ってると、
♪おもいーではー、いーつも稲穂だけどぉー、それだけじゃお腹が空くわ~♪
と、ジュディマリの『そばかす』稲穂ヴァージョンwwww
♪ほんとぉわー、せーつない夜なのに~、どぉしてかしら~、あの人のいなーほーもおーもいださないのぉ~♪
と、サビを歌いきるwwww
なんでもネタにまわす池ちゃんw
そして後ろでスタッフさんが十二単の衣装をスタンバイ。
着させてもらっている池ちゃんが一言。
「着物にてこずっていますw」
考えたら、紋付き袴に十二単着るから、どう考えても着にくいでしょwww
そして『SHIKIBU』を熱唱。
「てかね…あっつい」
そりゃそんだけ着てたら暑いやろww
十二単を脱いだ後、さらにMCをしつつ、スタッフさんがサングラスを直しにくる。
「なんかサングラス直してるわ。もう取ってやるわ」
と、サングラスなしでいてたんだけど、ほんの少ししたらスタッフさんが装着しにきて。
「あぁ、戻ってきたw 。。。これ、つけながら耳元で(ライブの)残り時間ゆってくるねんw」
時間にやっぱりシビアなフジロックですw
「さて、残すところあと2曲になりました」
会場から声があがるものの、
「でも、次の曲がながーいからw 稲穂の曲やるよ!」
というわけで『狩りから稲作へ』w
稲穂が大活躍ですw
歌ってる最中も、カメラの位置確認は欠かせませんw
そして間奏という名の茶番タイムw
「今回、稲穂売れないって言われたけど、ちょっと持ってきてん。」
と、数束の稲穂を持ってくる池ちゃん。
「みんなにあげれたらよかったんだけどね。…この稲の一粒ずつでも…って、キリがないわっ!」
ノリツッコミをしつつw
「どうせおまえらなぁ、他の人の曲の方が盛り上がるんやろ、え?それやったらリクエスト受けるわ、なにがいい?え?Bjork?…って俺わからんわw」
と、いうと、
♪なーみだーのー、りくえーえーs♪
と、チェッカーズの『涙のリクエスト』を歌う池ちゃん。
「みんな歌えるやろ!?」
と、お客さんに促す。
きっちり7割くらいの人が歌えてたから、年齢層高いと見たwwww
サビを歌うと、サポメンのサックス奏者の方が前にスッとやってくる。
チェッカーズと言えば、藤井尚之のサックスですよねw
ばっちり決めてはりましたwww
もう脱線が止まらないステージ。
でもこれがレキシなわけでw
さらに途中から、
♪ババンバ、バンバンバン♪
と、歌いだす。
♪いいとこだっ、いいとこだっ、さよなーらすーるのはつぅらぁいぃけど♪
まさかの、ドリフの大爆笑のエンディングテーマを歌いだすというwww
それにきっちり伴奏つけるバックバンドのポテンシャルの高さwwww
すごいわwwww
そして最後は『きらきら武士』。
「今日は、『武士』じゃなくて『フジ』で歌っていいですかぁ!!!」
と、この日だけ『きらきらフジ』になったわけですが…、
しばらく歌うと、
「これ、濁点取ると意外と歌いにくいから、戻すわなw」
あっさり断念www
『きらきら武士』でフィニッシュとなりましたww
ところ天国に来ていたゆんさんとOASISへ戻る。
お腹空いてきたので、ゆんさんはクレープ、私はフライドポテトを食べました。
そして休憩がてらRED MARQUEEへ行くと、ちょうどGRAPEVINEのライブをやっていました。
セットリスト
FLY
SPF
なしくずしの愛
風待ち
Arma
豚の皿
光について
真昼の子供たち
スロウ
CORE
私自身、GRAPEVINEのライブが10年ぶりくらいで。
バンドは20周年なんだって。
長いよなぁ、なんて思いながら。
久しぶりに聴く歌声は、やっぱりなんか懐かしくて。
人間の記憶って、ちゃんと思い出せるもんだなぁなんて思ったり。
田中さんは割とご機嫌な様子で、MCもあの緩い関西弁が響いていたのが、なんだか心地よくw
「おかげさまで20周年を迎えることができました。今年も来年も再来年もよろしくお願いします。」
と、挨拶されていたのが印象的でした。
OASISに戻ると、戻ってきていたかよちゃんとお酒飲んだりして。
ヘッドライナー見に行こうってことで、GREEN STAGEへ。
正直、自分が生きているうちに見ることができたのが奇跡と思えるアーティストさんの一人、Bjorkのステージ!
セットリスト
Stonemilker
Lionsong
Come to me
Joga
Unravel
Mouth'sCradle
You'veBeenFlirtingAgain
Isobel
Bachelorette
5Years
Wanderlust
Notget
MouthMantra
Quicksand
MutualCore
EN.
History of Touches
Hyperballad
Bjorkのステージングは演出がすごいということを聞いたので、後ろで見ることに。
スクリーンに映し出される映像と、ピンク色の衣装をきたBjorkの歌声が、暗くなったGREEN STAGEを不思議な世界へ誘う。
ただただ凝視するだけで、言葉が見つからない。
しかし、ストリングスの低い音が響いた瞬間、思わず「やばい!!!」と声をあげてしまった。
私がBjorkの中で一番好きな曲、『Joga』を演奏したからだった。
スクリーンの映像はおそらくBjorkの故郷、アイスランドの風景。
その風景をさらにストリングスが奥行きを演出する。
そしてBjorkの歌声。
思わず鳥肌がたつほどの感動だった…。
やっぱり自分がよく聞いてたのが、『ホモジェニック』のアルバムだったんで、その曲が演奏されると嬉しかった。
MCはほとんどないけれど、短く少し高い声で「アリガトゥ!」とあいさつするのが、なんだかかわいくて。
これもあっという間の時間だった…。
ここでひよーん的フジロックは終了。
かよちゃんと一緒にツアーバス乗り場へ。
かよちゃんは羽田空港行き、ひよーんは東京駅行きに乗ることに。
かなり早い時間に行ったもんだから、受付すらもなくてw
お互いいろんなことを話してました。
もちろん日本と韓国の音楽の話だけどもw
バスに乗ったらもう轟沈…w
こうして、初めてのフジロックは幕を下ろしたのでした…。