一流職人もびっくり 驚愕のトレッキング

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一流職人もびっくり 驚愕のトレッキング

トレッキング 神戸・難波・奈良、つながる。

富士登山の疲れを癒すべく
ヘッドスパ&カットに
行ってまいりました


いきつけ美容室では
電子書籍が読めます


婦人画報9月号
なんと
トレッキングが特集


婦人画報のトレッキング
興味あります♡



プロスケーターの鈴木明子さんが
富士登山に挑戦されてます

 







婦人画報が提唱する
グラマラスな登山とは
星のや富士でのレクチャーや祝杯
そして、個別インストラクターの
指導のもと登山



山小屋も違います
リネンのシーツのベッドの部屋


お食事はビーフシチューとか




世界から
登山者が訪れる富士山



ハードな山男だけが
来ているわけではなく
様々な人たちでにぎわってます



登山アミューズメントパークとして
セレブ層や女性、熟年層向きの
それぞれに必要なプラン
快適な休息の場が
あって然るべきです




私?
私は山男と雑魚寝部屋で
泊まりました(笑)


リネンシーツは
10年先の楽しみにします









トレッキングにはどうしても我慢できない

どもも、ひよーんです。
 
今、こうしてblogを書いておりますが、この24時間以上前は苗場におりました。
そう、あのFUJI ROCK FESTIVALへ行ってきたのです!!!ヽ( ´ー)ノ
今回は簡単なレポートという名の備忘録をしたためたいと思います。
(写真は載せれたら載せますので、まずは文章のみで)
 
今年はいろんなご縁がありまして。
私にとって、初めてのフジロックへ誘うのに、背中を押してもらえた出来事がたくさんあって、
この度、フジロック初参戦ということに相成りました。
 
とにかく準備だったり交通手段だったり、知らないことが多すぎて。
たくさんの方にレクチャーしていただいて、準備を進め、
さらにその間に、日曜日のみの参戦だったのが、UTAGEで10-FEETを聴いたときに、久しぶりにTAKUMAさんの声が聞きたい!と、
土曜日のチケットをみけちゃんからいただくということもあってw
 
フジロックを意識しだして約4か月。いよいよこの日がやってきました。
 
金曜日、仕事を終えて家に帰り、晩御飯&風呂に入ってから京都駅へ。
今回は夜行バスで、まず新潟県の長岡駅まで向かいます。

バス乗り場に着くと、同じようにリュックやフェススタイルの人たちが結構いて。
のちのちわかりましたが、フジロック以外にもフェスやイベントに向かう人たちでした。
ある種、夏の週末のよくある光景になってしまっているのですねw
 
長岡駅に着いたのが、土曜日の朝6時40分。
6時55分の新幹線で越後湯沢へ向かいたかったのですが、宿泊用の荷物をロッカーに預けたりしていたので、1本見送ることに。
元々バスの遅延も考慮して、7時台の新幹線を予約していたので、さしたる問題はなし。
 
越後湯沢駅に着いたのは8時10分頃。
駅に着くと、もう駅もフジロック一色という感じ。
屋根から下がる旗もフジロックだし、通路に出ている出店は、フジロックのお土産品やキャンプ用品を売っていて。
実際にシャトルバスに並んだ時に前にいた女性は、慌ててレインポンチョを買いに行っていました。
売っててよかったですね(^-^)
 
土曜日の関連入場券はすべてソールドアウトとのことだったので、シャトルバスの混雑を覚悟していたのですが、
意外とスムーズに乗れて。
15分も待たずに乗れました。
でも、やっぱり遠いですね。越後湯沢から約35分かかりました。
大昔、苗場スキー場に家族で冬に行ったのですが、その頃は距離的なことは全くわからずだったのですが、ホントに遠いw
 
シャトルバス発着場から、まずは場外エリアへ。
歩いていくときに苗場プリンスホテルやスキー場を横目にしていると、なんだか懐かしい雰囲気に駆られる。
つなぎのスキーウエアに赤いヘルメットを被って、スキーを担いでふらつきながらスキー場へ歩いていく少女が、20数年の時を経て、
こんな形で再度訪れることなんて、誰が想像したことだろう…。
 
まずアーティストグッズ売り場へ。
雨も降っていたこともあってか、人があまり並んでいない。
時刻は9時をもう回っているのに。
5分も待たずに購入。
フォロワーさんから頼まれた小沢健二のグッズと、自分用のGUCKKASTENのTシャツを。
オフィシャルグッズ売り場は若干並んでいたものの、15分で購入。
ていうか、私の隣に並んだやつ、ビール飲みながら買い物してて、手が滑って足にビールかけやがった(# ゚Д゚)
こんなところで飲み食いしながら買い物するなよ、ヴォクェ!と、心で唱えつつw
母から頼まれたフットボールTシャツと、自分用の出演者の名前が入ってる猫の黒のTシャツ。
そして緑のタオルを買いました。
フットボールTシャツは、元々レインポンチョを通販で買った時に、一緒に買ってあげたのですが、着心地がすごくよかったらしく、追加で購入してくれと頼まれたのでしたw
 
買い物が終わり、一旦荷物を預けて、いよいよフェス会場へ。
入口のIC認証の導入、これからはああいう入場タイプが増えていくのかな、とか思ったり。
転売対策とかね。
課題は多いかもしれないけど、そういうことも…ね。
 
朝ごはんを食べていないので、とりあえず下見も兼ねて、まずはOASIS&RED MARQUEEへ。
あ、サイン会の参加券ももらわなきゃ、とGAN-BAN SHOPへ。
無事にFRAMEを買って、参加券を。
 
RED MARQUEEは思ったよりも広くって。
私はロッキンはよく行ってたけど、そのWING TENTの倍の大きさはある。
やっぱりフジは違うなあ、なんて勝手に思ったりしてw
 
朝ごはんにはへぎそばの温かいのを食べました。
新潟名物のへぎそば。布海苔が練りこまれているおそばで、私の好物でもあります(^-^)
普通のお蕎麦よりもコシがあって、のどごしがいいのが特徴。
お店の人に伺うと、雨が降っていることもあって温かいのがよく出てるよとのこと。
アレルギーでとろろが食べれないので、なめこそばをいただきました。
 
腹ごしらえも終わったので、まずライブを見ようと思って。
テクテク歩いていくと、大きなステージが目に入る。
フジロックの中で最大の規模のステージ、GREEN STAGE。
このフェスを象徴するステージに、思わずわぁ…と声を上げてしまう。
スタンディングエリアへ降りて…行く途中にビールを購入。
ここはまず飲まなきゃねw

スタッフさんやボランティアチームからの朝の挨拶があって、さらにMCさんの挨拶もあって。
あのMCさん、どっかでみたことあるなぁ…って思ったら、
 
「ヤーマン!」
 
ってゆった瞬間に、あぁ!!6年前愛知のRock on the RockでMCやってた人だ!!!と思い出す。
あの時も雨だったな確かw
そして始まったのがサンボマスター!

セットリスト
 
そのぬくもりに用がある
世界をかえさせておくれよ
オレたちのすすむ道を悲しみで閉ざさないで
青春狂騒曲
月に咲く花のようになるよ
歌声よおこれ
ミラクルをキミとおこしたいんです
できっこないをやらなくちゃ
世界はそれを愛と呼ぶんだぜ
ロックンロール イズ ノットデッド
 
サンボマスターは10年ぶりのフジロック出演ということで、みんなで、
 
「十年分!十年分!」
 
のコールがすごかったです。
 
とにかくステージがアツい!
最近はフェスでも見てなかったってのもあって、良くも悪くも暑苦しいなぁ、なんてw
でもそれが胸にグッと突き刺さるわけで。
 
「俺はよ、あんたによ、生きててほしいわけ。死なれたら困るんだよ。」
 
その一言に目頭がグッと熱くなる。
そんな中での後半の3曲が、本当に素晴らしくて。
最後の『ロックンロール イズ ノットデッド』なんて、もう駄目でした。
始まった瞬間に目がウルウルしてきて、「ロックンロール イズ ノットデッド!」って歌ってる時には、もうボロボロ泣いていました。
涙腺弱くて年取ったなあなんて思ったけど、こればっかりは仕方がない…ですね。
 
終わってから、フォロワーのsoeくんに会うためOASISへ。
そこで鮎の塩焼きのブースを発見。
思わず購入。アイリッシュサイダーと共に。
骨まで食べれるほど柔らかく、ほくほくとした味わいが美味しくて。
昔、亡くなった父と、高校時代に鮎釣りへ出かけた思い出があって。
ひと夏に4,5回行くこともあって(父はほぼ週1~2回釣りに行ってました)、夏の食卓はよく鮎の塩焼きが多かったなあなんて、しんみりしていました。
 
soeくんと落ち合って、
フジロックでの先輩のお話を聞きながらw
ケバブを食べに行きました。
そこでカイピリーニャを飲みました。
大学時代、クラスのみんなと教授とで、ブラジル料理屋に行って、カイピリーニャを飲まされて、終電危機でダッシュしたことが何回もあったりしてw
今思えば、お酒が急激に飲めるようになったのは、この頃じゃないかなぁ、なんてw
そんな思い出にも浸りながら飲んでたりw
さらにsoeくんがCHAIというバンドをすごい推してて。
Twitterで勢いが出てきてるのは知ってたけども。
soeくん曰く、あのバンドは凄すぎますとのこと。ライブ見てみたいなぁ。

soeくんとわかれて違うステージに行こうとしたら、いくつか出展ブースがあって。
その中で象印のブースがありました。
今回オフィシャルグッズの中に、ステンレスボトルがあって、それが象印製ということもあって、
給茶ブースが出来ていました。
冷たいお水と、冷たいほうじ茶、さらに温かいほうじ茶を、水筒を持っていけば無料で入れてくれるとのこと。
これはすごくありがたくて。
しかも雨が降っていることもあって、これから身体が冷えることも考慮して温かいほうじ茶を入れていただきました。
(翌日も利用しました。ステンレスボトル持って行ってよかった…。ものすごい助かりました。)

WhiteStageに到着すると、俗にいうキッズが多く見受けられる感じ。
サウンドチェックで『Shoes』が演奏されてる。
ただ、キッズが多いとは言っても、やっぱり全体的に年齢層は高いイメージw
10-FEETは2年振りかな。CDJのカウントダウンでサルの衣装着てた時以来かw
ステージが始まると、いつものドラクエのSEが流れる。
緑に囲まれた中で響くサウンドが、なんだか雄大に聞こえるのは気のせいなんかな?w

セットリスト
 
VIBES BY VIBES
STONE COLD BREAK
RIVER
super stomper
1sec.
アンテナラスト
太陽4号
その向こうへ
ヒトリセカイ
goes on

「フジロック!初登場の気持ちでやるぞーー!!」

初心に戻るのはいいけど、なぜそこでそういう?www
挨拶の『VIBES BY VIBES』が投下されると、いやでも身体が動きます。
やっぱり私の中でフェスバンド=10-FEETだったから(昔はね)、反射みたいなものですね。
 
「ありがとうございました、10-FEETでしたーーー!アンコールいくぞーーー!」
 
もう、この茶番が今の定番になってるwww
そして1曲やってまた、
 
「ありがとうございました、10-FEETでしたー!ダブルアンコールいきますー!」
 
になるとw
 
『RIVER』では、2番の歌詞をその地方の河川の名前に変えるんだけど、

♪流れ~ゆく~、そこの川~♪

え?(;'∀')

どこだよ?って思ったら、WhiteStage出たところの小さい川のことだったらしいwww

前半はとにかくアッパーで、雨に濡れた身体を一気に熱くさせるセットリストを展開。
その分のクールダウンは、少し切なかったり。
TAKUMAさんのMCは、やっぱり熱い。
何を話したかうろ覚えでしかないけど、ただただ胸が熱くなって、『その向こうへ』の時には、目がウルウルしていたことだけは覚えている。
最後の『goes on』でのTAKUMAさんの「飛べ!とべーーーー!」という声が、なんだかすべてを吹っ切るような気持ちにさせてくれました。

…正直言うと、やっぱり泣いてたぽくって>ひよーん
このときはかなりひどい顔してた。
誰とも会わなくてよかった…(ぉぃ

終わってからところ天国の方へ行くと、正面の小さなステージに和服の男の人が座っていた。
どうやら筍亭の青空寄席だったみたいで、通り過ぎようとしたけど、思わず立ち止まってしばらく落語に耳を傾けてた。
演目がちょうど有名な『時そば』だったってのもあったのでw
 
さっきTAKUMAさんが「そこの川」と歌った川には、半裸になった外国人の男の人が数人浸かっていて、奇声をあげてましたw
しかし…雨で濁って白くなってるし、山の川の水は…かなり冷たいと思うんだけど(・_・;)

しかしこの段階で雨が強くなって、心がすごく折れるw
でも、今行かないと、翌日は行く元気がないかもしれない…。
初めてのフェス、未開の地に行きたい…。
 
負けてたまるかい!ってことで、FieldOfHeavenへ向かいましたww
木道亭はBoardWalkの途中にあって、ホントに小さいところでした。
素敵なところだけど、翌日のアジカンのGotchがここでやるのは小さくないかい?なんて思いながら、奥へ。
 
FieldOfHeavenの入口は、木のアーチがあって、なんだか秘密基地に入るような、はたまたトトロの森へ行く道のような、そんな錯覚を覚えました。

アーチの先にはステージがあって、両側には個性的なお店がたくさん出店していました。
雑貨系が多かったかな。
そこのルヴァンというパン屋さんで、カンパーニュのはちみつバター掛けをいただきました。
はちみつバターって、どんなパンにでも合うよね☆
 
ステージではTheGoldenCupsがライブをしておりまして。
カントリー系というか、ブルース・・・じゃないな、やっぱカントリーかw
ベテランの味のあるライブを展開していました。
その光景がすごく全体とマッチしていて、知らないバンドなのに思わず見入ってしまいましたw

FieldOfHeavenをあとにして、一路GREEN STAGEへ。
ひよーんのこの日のお目当てのライブを見るためです。
人がいっぱいな中、後ろの方でスタンバイ。
一時期おかしいほど聴きまくっていた、TheAvalanches!!!
 
5人が出てきたときは、ホントに感激というか。
放たれるサウンドも、なんだか「ほ、本物だあああああ!」くらいの衝撃でした。
そしてメンバーの嬉しそうな表情が映し出されると、楽しんでるんだなぁというのが伝わってきます。
特にドラマーさんがすごくキュートなんだけど、刻むビートが絶妙で。
叩いてる姿が美しいって思った人は、あの人が初めてかもしれません…。
 
あっという間にライブが終わってしまうなぁなんて思ったその時、
聞き覚えのあるイントロが流れてきて、思わず鳥肌が立ってきました。
その次の瞬間、顔が緩み、また涙で目がウルウルしてきました。
ラストの曲は、有名な『Since I Left You』。ひよーんの大好きな曲です。
いろんな思い出も秘めたこの曲は、凄く大好きで、それがライブで聴けるなんて、もう感動以外のなにものでもありませんでした。
 
そんな感動を味わってしまい、もう他のライブを見る気分になれずw
とりあえず戻ってご飯食べて帰ろうと、OASISへ。
とある丼を並んで食べたんですが、具が固くてあまり美味しくなかったかなぁ…(;´・ω・)
 
程なくして、長岡の方へ向かいました。
手荷物預かりを、今回2日間利用したんですが、すごくいいシステムだなぁと思ったことが一個あって。

引換券を渡すときに、
「すいません、この紙を携帯電話で撮っておいてください」
とのこと。
システムとして珍しいなと思ってお話を聞くと、
「やっぱりこういうところでしょ。券なくす人多くって。携帯電話に取っておけば、券なくしても大丈夫でしょ?」
だって。
このクロークシステム、他のフェスとかでも導入したらいいと思うんだけどなあ。

長岡に戻ると、宿へ。
へとへとだったんですが、荷物の整理等もして就寝。

翌日、チェックアウトをして、長岡駅へ。
そこのNewdaysで、荷物を送りたいと相談。
お店の人、「今すぐ梱包しますか?」と、梱包材買った時にガムテープも貸してくれた。ありがとう(ノД`)・゜・。
駅でグッズや、使わないと判断したアウトドア用品なんかを入れて、自宅へ発送。
ゆんさんと合流して、いざ越後湯沢駅へ。
 
越後湯沢駅について、改札を出ると、何人かの女の人が一目散に走っていく。
よくみたらGUCKKASTENのTシャツ。
ぉ、ぉぅ…(;'∀')
みんな怖い(゚Д゚;)
シャトルバス乗り場に着くと、ちょうど東京経由でやってきたべてぃおさんとも合流。
3人ともモンベルのトレッキングシューズで大笑いw
ひよーんは色違いだったけど、ただべてぃおさんとソックスがお揃いだったwww
日本のググテン勢は、モンベル愛用です。
(本当はヒョヌさんが推してるパタゴニアなんだろうけど、ショップが少ないんです。)
 
荷物を預けて、入場ゲートへ。
Twitterを見ると、コラボTシャツが、販売開始10分で売り切れとのこと。
そーりゃそーだw
前日に買っておいてよかった…。
 
開場して、お二人をGAN-BANSHOPへ。
RED MARQUEEはまだ開いておらず。
かよちゃんとも合流できたみたいで安心。
みんなちゃんとサイン会の参加券をゲットして戻ってきました。
 
開場まで、地元の方となぜかお話。
洋楽ファンの方で、今までのいろんなフジロックでのお話を聞かせていただきました。
 
開場になると、みんなダッシュw
私は足がもつれてダウンw
ってか、韓国ファン怖いよ…(汗
ってか、いつも開場ってこんなもんなのかな???
 
しばらく待って、この日最初のライブ、MONO NO AWAREを見ることに。
去年のROOKIE A GO-GOからのステップアップ組ということで。
ボーカルの声がなんとも癖になるような、朝から不思議な感覚になる音楽でした。
しかし、序盤の曲中・・・、

♪二段熟カレェ~♪

ぅぉぃwwwww
さらに、

♪プリンスカレェ~♪

どんだけカレー好きやねんwwwww

ツッコミどころ満載でしたw

そしていよいよ今回のメイン!
セッティングが着々と行われていきます。
メンバーがセッティングをすると、ファンの黄色い声援が飛ぶ。
その次の瞬間に携帯でその光景を一斉に撮りだすから、ある種異様な光景(;'∀')
他のお客さんがなかなか寄り付かんのは、このせいなんじゃないかなって思うくらい。
さっきのライブよりも明らかに人がいなくなっている状況を見ると、やや心配になってくる。
 
ただ、状況が功を奏したこともあった。
MONO NO AWAREの時、晴れていた天気が一気に雨を引き起こしたのだった。
前にいるお客さんも思わず空を指さして、雨が降ってきたのを大笑い。
さすが雨男と評されているハ・ヒョヌのパワーだなと。
しかし、雨宿りのお客さんがやってきたこともあって、その雨が呼び込みの雨になったのだ。
これも違った意味での『ハ・ヒョヌパワー』だったのかもしれないw
 
そしていよいよライブスタート。
後ろのモニターにロゴが映し出される。色が変わっていくロゴがかっこよく映る。
SEの『赤い畑(アコスティックヴァージョン)』が流れると、メンバー、サポートメンバーが配置に着く。

スタンバイができると、鳴らされたのはギボムさんのベースライン。
思わず身体の血液が逆流する感覚にとらわれる。
スタートは『赤い畑』の日本語Verからだった。
 
ヒョヌさんの歌声がテント内に響き渡る。
その歌声、サウンドにひきつけられるように、人が一人また一人とやってくる。
後ろを向くと、思ったよりも人がたくさんいる事実に、思わず胸をなでおろしている自分がいたり。
 
さらに『Faust』の日本語Verも続けて披露。
ワンマンで一回やってることもあって、2回目の今回は日本語の発音がすごく滑らかに聞こえる。
間奏のギュホさんのギターの妖しさや、ヒョヌさんのワウペダルの使い方も、曲の雰囲気をより膨らませていて。
 
発音の滑らかさといえば、日本語のMCが前回のワンマンに比べて格段に良くなっていて。>ヒョヌさん
思わずフォロワーさんたちと、

「日本語めちゃうまくなってる!」

と、びっくりしていましたw
 
「次の曲です。これは心臓の音を表現した曲です。Pulse。」
 
と、ヒョヌさんが紹介すると、チョンフィさんのクラシックギターが響く。
『Pulse』をここで選ぶというのが、今のメンバーの心情を投影しているかのような、そんな気持ちにもなって。
GUCKKASTENの世界観というか、それがうまく表現されているセットリストにしているのかな、と思ったり。
 
その後、手拍子を促すヒョヌさん。
『泥棒』を投下して、アッパーな流れに空気を換えていく。
ギュホさんの土壇場、ギターソロ…は申し分なく、ある種安定さの感じられるサウンドで、心置きなく身体を委ねられる。
 
そしてここでびっくりしたのが、ヒョヌさんがアコスティックギターを担いだからだ。
演奏したのは『Compass』。
…正直、これは予想つかなかった。
今の体制で、完全な演奏スタイルが確立できた楽曲として選んだのかもしれない。
ただ…個人的には、アピールする意味での楽曲とはちょっと毛色が違うなぁ。。。と感じたかな。
 
その流れをさらに変えるかのように、次に投下された曲は、
 
「This song is…Mirror」
 
ここでアンセムを放出。
軽いギターリフの後に、
 
「Are you ready!?」
 
と、会場を煽ると、会場は熱を帯びる。
もちろん日本語Verでの披露。
ここぞとばかりに、踊りまくって首振りまくりでしたw<ひよーん
ギボムさんやヒョヌさんも大きく体を動かして、爆発力を示すかのように演奏していました。
 
そこでライブは終了。
お客さんからはかなり消化不良の声が聞こえていました。
まぁこういう終わり方もありか、と、逆に気にはしなかったのですが、私自身は。
 
そんなこんなでライブが終わり、舞台はOASIS内のGAN-BAN SQUAREへ。
そこでサイン会が開催されたのでした。

お客さんがステージ前にうじゃうじゃいて、異様な光景でした。
しかも同じ黒のレインコート(Squallのグッズ)が並んでて、さらに異様w
その中にはカフェで作った独自のものもあったり。
 
しばらくすると、メンバーがRED MARQUEEから移動してくる。
もちろんきっちり警備の方つきです。
私たち日本人組は最後にサインをもらおうと、列の一番後ろへ。
他の人がどうぞと言っても一番後ろw
ぶっちゃけ、日本でサイン会やのに、最後まで本国のファンだと、なんか主旨が違うよね、という気持ちからw
フォロワーさん含め4人のうち、3人は韓国語を話せるので、ひよーんが一番後ろ。
完全に言葉話せない勢です、はい。
 
待っている間に、最後尾の立札を持ったスタッフさんとお話。
ちょうどヒョヌさんの護衛をされていた方で、ヒョヌさんの人柄に触れられてて、
 
「急に止まるんで、何があったかなって思ったら、呼び止められたんであいさつされてたんですよ。ホントにファンを大事にする人たちですよね。ああいう人たちは長く続きますよ。いろんなバンドを見てきた僕がそう思うので間違いないです。」
 
と、ファンサービスを大事にする姿勢に、とても感心されていました。

そして私の番が回ってきて。
ヒョヌさんは私の目をみて、あいさつ。思わず固まる。
なんか雑談したくても、言葉が浮かばないのが現状で。
まぁいいかと。
名前どうしますって言われて、「え?」と固まる。
さぁ本名書いてもらった方がいいのか、ハンドルネームがいいのか。
「どっちでもいいですよ」
と、横にいたモモさんに促されて、
「じゃあ、ひよーん、でw」
もうこの名前に慣れてしまってるからねw
 
ギュホさんは柔らかい笑顔で握手してくれたし、ギボムさんはすごく力強く手を握ってくれた。
ギルさんはめっちゃいい笑顔で対応してくれました。
 
私のサインが終わった時、ヒョヌさんがステージの前方に出てきてて、
(私のやつを書き終えて、ギュホさんが書いてる時にはすでに前にいたらしい)
ステージから降りようと思ったら、ヒョヌさんが韓国語でバーッとしゃべりだしたもんだから、
私とゆんさんが、ステージの端っこに取り残された状態で(苦笑)
さらにいうと、韓国勢のファンの方が、ヒョヌさんの一挙手一投足を動画に取っていたらしく、やたら私の後ろ姿が映ってる(;´・ω・)
…あんまりいい気分ではないなぁ(苦笑)
 
そんなこんなでサイン会も無事に終わって。
あまりの緊張やらなんやらの気分で、胃がおかしい状態。
前日に胃薬を飲めなかったのことが、ここにきてかなりつらい。

ゆんさんとプリンスホテルの屋台へ。
そこで豚汁ライスセットを食べる。
温かい汁ものが、今の自分には精一杯の状態。ははは、私も肝っ玉小さい人だよw
 
そのあとゆんさんとGREEN STAGEへ。
JETを見る予定だったんだけど、なんだか少しイヤな予感がして。
さらに温かいお茶を持っておこうと、給茶スポットへ行くためにゆんさんと別れる。

WHITE STAGEへ行く道の方で数曲JETを聴いて移動。
お茶を補給した後、WHITE STAGEへ行くと、スタッフさんが声をあげている。
 
「ただいまこちら入場規制をしておりますー」
 
え!?と思ったら、WHITE STAGEからFieldOfHeavenへ向かうBoardWalkが閉鎖されている。
どうもLOVE PSYCHEDELICOのステージが入場規制とのこと。
距離の観点からデリコを見るのは諦めていたので、WHITE STAGEのレキシをみることに。

でもWHITE STAGEも人が結構いっぱいで。
しばらくしてると、ステージ上のモニターに入場規制の文字。

…まじか(・_・;)

やっぱ人気なんやなあ。。。と思いつつ。
久しぶりにレキシのステージを堪能させていただきましたよっ!
 
セットリスト
 
KMTR645
KATOKU
SHIKIBU
狩りから稲作へ
きらきら武士
 
 
SEが流れて御館様(池ちゃん)登場。
その手にはイルカのバルーンが。
 
「フジロック!イルカ入れるよ!!キュキュキュやるよ!」
 
と、『KMTR645』の投下と共に、イルカのバルーンが数匹投下w
 
「山に還してあげて!」
 
どこ持っていくねんwww
 
バルーンは曲中真ん中でぼよぼよ飛びまくっていたけれど、なぜか後半になると、ステージ左側に全イルカが寄るという事態にw
 
「なんでそんなイルカかたまっとんねん!!!」

知るかい、そんなんwwwww

『KATOKU』では、動きもサウンドもキレキレで。
あまりのキレキレさに、曲の終盤に池ちゃんのサングラスが吹っ飛ぶハプニング発生www
 
「びっくりしたぁ。サングラス吹っ飛んだの初めてやわw」
 
装着しなおして、改めて自己紹介。

「どうもー!ケビン・コスナーですー!いぇー、…ケビン?そっちもケビン?ケビン?…ってなんでやねん!」
相変わらずキレのあるMCw
「いぇーじゃねぇわ。違うやろ!そんなんでいぇーていうて、アーティスト甘やかすからあかんねん。」
でも止まらない、”いぇー!”w
 
さらにここで、サングラスを上げて、
「こんにちは、サンダーキャットです。」
と、目の下に腕をあてて、サンダーキャットのジャケット写真のモノマネを。
これには会場大爆笑w
それもそのはず、サンダーキャットは同じ日のアクトでしたのでw
「これ、フジロック限定のモノマネやで。今日の朝気づいたw」
そこでネタ仕込むか?w

さらに池ちゃんは、ここでフジロックにまつわるお話を。
 
「5年前に、フジロックに出させてほしいってお願いしたんですよ。そしたら『コミカルすぎる』って断られてしまったんです。…やっと出れました。でもね…わかりますか?…レキシを出すということは、フジロックがコミカルになったということなんですよ!」
 
敷居をさげたってこと?www
さらに、レキシといえば稲穂。というわけで稲穂の話題。
 
「フジロックではね、物販で稲穂売っちゃダメなんだって。それなのに…稲穂持ってるおかしな人たちがこんなに!もうやめて!」
 
ええやんか、それはそれでwwww

すると、後ろのほうの人たちが動いていたらしく、
 
「後ろの方はYUKIちゃんに行く方たちですね。さよなら!レキシの思い出は稲穂だけになるよw」
 
なんでやねんw
って思ってると、

♪おもいーではー、いーつも稲穂だけどぉー、それだけじゃお腹が空くわ~♪
 
と、ジュディマリの『そばかす』稲穂ヴァージョンwwww
 
♪ほんとぉわー、せーつない夜なのに~、どぉしてかしら~、あの人のいなーほーもおーもいださないのぉ~♪

と、サビを歌いきるwwww
なんでもネタにまわす池ちゃんw
 
そして後ろでスタッフさんが十二単の衣装をスタンバイ。
着させてもらっている池ちゃんが一言。
 
「着物にてこずっていますw」
 
考えたら、紋付き袴に十二単着るから、どう考えても着にくいでしょwww
そして『SHIKIBU』を熱唱。
 
「てかね…あっつい」
 
そりゃそんだけ着てたら暑いやろww

十二単を脱いだ後、さらにMCをしつつ、スタッフさんがサングラスを直しにくる。
 
「なんかサングラス直してるわ。もう取ってやるわ」
 
と、サングラスなしでいてたんだけど、ほんの少ししたらスタッフさんが装着しにきて。
 
「あぁ、戻ってきたw 。。。これ、つけながら耳元で(ライブの)残り時間ゆってくるねんw」
 
時間にやっぱりシビアなフジロックですw

「さて、残すところあと2曲になりました」
会場から声があがるものの、
「でも、次の曲がながーいからw 稲穂の曲やるよ!」
 
というわけで『狩りから稲作へ』w
稲穂が大活躍ですw
歌ってる最中も、カメラの位置確認は欠かせませんw
 
そして間奏という名の茶番タイムw
 
「今回、稲穂売れないって言われたけど、ちょっと持ってきてん。」
 
と、数束の稲穂を持ってくる池ちゃん。
 
「みんなにあげれたらよかったんだけどね。…この稲の一粒ずつでも…って、キリがないわっ!」
ノリツッコミをしつつw
 
「どうせおまえらなぁ、他の人の曲の方が盛り上がるんやろ、え?それやったらリクエスト受けるわ、なにがいい?え?Bjork?…って俺わからんわw」
 
と、いうと、
 
♪なーみだーのー、りくえーえーs♪
と、チェッカーズの『涙のリクエスト』を歌う池ちゃん。
「みんな歌えるやろ!?」
と、お客さんに促す。
きっちり7割くらいの人が歌えてたから、年齢層高いと見たwwww
サビを歌うと、サポメンのサックス奏者の方が前にスッとやってくる。
チェッカーズと言えば、藤井尚之のサックスですよねw
ばっちり決めてはりましたwww
 
もう脱線が止まらないステージ。
でもこれがレキシなわけでw
さらに途中から、

♪ババンバ、バンバンバン♪
 
と、歌いだす。
 
♪いいとこだっ、いいとこだっ、さよなーらすーるのはつぅらぁいぃけど♪
 
まさかの、ドリフの大爆笑のエンディングテーマを歌いだすというwww
それにきっちり伴奏つけるバックバンドのポテンシャルの高さwwww
すごいわwwww
 
そして最後は『きらきら武士』。
 
「今日は、『武士』じゃなくて『フジ』で歌っていいですかぁ!!!」
と、この日だけ『きらきらフジ』になったわけですが…、
しばらく歌うと、

「これ、濁点取ると意外と歌いにくいから、戻すわなw」

あっさり断念www
『きらきら武士』でフィニッシュとなりましたww

ところ天国に来ていたゆんさんとOASISへ戻る。
お腹空いてきたので、ゆんさんはクレープ、私はフライドポテトを食べました。
そして休憩がてらRED MARQUEEへ行くと、ちょうどGRAPEVINEのライブをやっていました。

セットリスト
 
FLY
SPF
なしくずしの愛
風待ち
Arma
豚の皿
光について
真昼の子供たち
スロウ
CORE
 
私自身、GRAPEVINEのライブが10年ぶりくらいで。
バンドは20周年なんだって。
長いよなぁ、なんて思いながら。
久しぶりに聴く歌声は、やっぱりなんか懐かしくて。
人間の記憶って、ちゃんと思い出せるもんだなぁなんて思ったり。
田中さんは割とご機嫌な様子で、MCもあの緩い関西弁が響いていたのが、なんだか心地よくw
「おかげさまで20周年を迎えることができました。今年も来年も再来年もよろしくお願いします。」
と、挨拶されていたのが印象的でした。

OASISに戻ると、戻ってきていたかよちゃんとお酒飲んだりして。
ヘッドライナー見に行こうってことで、GREEN STAGEへ。
正直、自分が生きているうちに見ることができたのが奇跡と思えるアーティストさんの一人、Bjorkのステージ!
 
セットリスト
 
Stonemilker
Lionsong
Come to me
Joga
Unravel
Mouth'sCradle
You'veBeenFlirtingAgain
Isobel
Bachelorette
5Years
Wanderlust
Notget
MouthMantra
Quicksand
MutualCore
EN.
History of Touches
Hyperballad

Bjorkのステージングは演出がすごいということを聞いたので、後ろで見ることに。
スクリーンに映し出される映像と、ピンク色の衣装をきたBjorkの歌声が、暗くなったGREEN STAGEを不思議な世界へ誘う。
ただただ凝視するだけで、言葉が見つからない。

しかし、ストリングスの低い音が響いた瞬間、思わず「やばい!!!」と声をあげてしまった。

私がBjorkの中で一番好きな曲、『Joga』を演奏したからだった。

スクリーンの映像はおそらくBjorkの故郷、アイスランドの風景。
その風景をさらにストリングスが奥行きを演出する。
そしてBjorkの歌声。
思わず鳥肌がたつほどの感動だった…。
 
やっぱり自分がよく聞いてたのが、『ホモジェニック』のアルバムだったんで、その曲が演奏されると嬉しかった。
MCはほとんどないけれど、短く少し高い声で「アリガトゥ!」とあいさつするのが、なんだかかわいくて。
これもあっという間の時間だった…。
 
ここでひよーん的フジロックは終了。
かよちゃんと一緒にツアーバス乗り場へ。
かよちゃんは羽田空港行き、ひよーんは東京駅行きに乗ることに。
かなり早い時間に行ったもんだから、受付すらもなくてw
お互いいろんなことを話してました。
もちろん日本と韓国の音楽の話だけどもw
 
バスに乗ったらもう轟沈…w
こうして、初めてのフジロックは幕を下ろしたのでした…。